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【教職員アンケート結果】自分なりの自己研鑽

  • メガホン編集部

世の中が急速に変化する今、子どもと関わる立場にいる教職員はどのように自身のスキルを磨いていけば良いのでしょうか。

校内で設定されている研修を受ける他、さらに知識や技術を身につけたり視野を広げたりするために、教職員の方それぞれが独自の工夫をされています。どのような自己研鑽を積んでいるのか、その方法や背景にある思いをお聞きしました。

アンケートの概要

School Voice Project では、WEBアンケートサイト「フキダシ」に登録する教職員の方を対象に、自分なりの自己研鑽についてアンケートを取りました。

WEBアンケートサイト「フキダシ」は、教員の方だけではなく、事務職員や用務員、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、ICT支援員の方など、学校現場で働くさまざまな立場・職種の方が対象です。

■対象:全国の小〜高校年齢の児童生徒が通う一条校に勤務する教職員
■実施期間:2022年1月8日(土)〜2022年1月30日(日)
■実施方法:インターネット調査
■回答数:41件

アンケート結果

設問 あなたなりの自己研鑽は?

Q. 自己研鑽として続けていること、こだわってやっていることを教えてください。

※全回答の中から抜粋して掲載しています。

学校外の人との繋がりを持つ

英語教員です。英語学習のLINEグループに入っており、その日に学習した内容を報告し合ったり、自分で決めたテーマについて英語で録音して共有したり、時々Zoomを使って勉強会をしたりしています。私以外のメンバーは教員ではありませんが、英語のスキルが高い人が集まっているので、大いに刺激され、自己研鑽を続けています。【高等学校】

人と会い続けること。教育現場に限らず、他業種の人と会うこと。着任した頃から、全国の学校の中では、デジタル化が進んでいたので、ここ数年はオンラインでたくさんの出会いの場面がありました。人と会う場合、地方というのは足枷になる外が多いですが、オンラインで話をする中で地方が強みであることも再認識させてもらいました。また、「教育の人は世間知らんからなぁ」みたいな反動で他業種の人に会っているのではなく、「魅力・深みのある人になるため」にたくさんの方と出会っています。そこからオンラインで学校でお話ししてもらうこともあり、生徒も興味津々です!【中学校/高等学校】

民間サークルでの集団討議。自分1人だけでないので、子どもの見方、捉え方で全く違う視点があり見えていないことを教わる。また、自分の意識していない偏見などに気付くことがある。【小学校】

定期的に他業種の人と情報交換をしている。またイベントなどに参加し、対話の時間を設けるようにしている。仕事だけだと視野が狭くなるので、自分を見失わないように学びの場に参加するようにしている。【高等学校】

苫野一徳オンラインゼミで教育哲学を学びながら、社会や生活全般にも哲学が使えることを学びました。教育以外の分野の人と関わるための一つにもなっています。【小学校】

月1回の勉強会(不登校対応)に参加し、スクールカウンセラーさんやスクールソーシャルワーカーさん、小学校・中学校・特別支援学校の先生方、教育委員会適応指導教室の先生等と勉強しています。さまざまな立場の方々の意見は、自分の視野を広げてくれますし、何よりエネルギーをもらっています。【小学校】

・隙あらば出張に行く。公的な知らせがある研修や他校への授業見学は、興味があるものはなるべく行くようにしています。外とのつながりも増えるし校内にいると井の中の蛙になりそうなので。
・勉強会への定期的な出席。今は歴史的名著を読む読書会と外部の組織のお手伝いに定期的に参加しています。自分も報告者になる場合もあるので、仕事の繁忙期と報告時期が重なるとしんどいこともありますが、強制的に勉強することになるのですごく力になっていると感じます。何よりそこで出会う諸先輩方や仲間との語らいが、何よりの元気の源になっています。【高等学校】

みんなのオンライン職員室やオンラインサロン、個別振り返りコンサル、Peatix等のイベントを活用し、自己研鑽を続けています。安くないお金を払うことで、忙しいときでも、「もったいない精神」でいくらか頑張ることはできます。【小学校】

本やテレビ、ネットで情報収集をする

学校現場から離れていますが、現場の状況を知るために、SNSで情報を得るようにしています。厳しい労働環境で奮闘されている現職の先生の発信を見ると心が動かされます。現職の先生や教育に関わる人たちが書かれた教育書を読んで、教育に関する課題意識や考え方をアップデートしています。また、School Voice Project が開催する対話の場に参加することで、1人では体験できない学びを得ています。【小学校】

たくさんの本を読むこと。それを、職場でアウトプットすること。【小学校】

教育書が充実した本屋さんで立ち読みをしたり、いろいろな先生方とおしゃべりをする中でやれそうなことを探したりしています。また、とっさに英語が出るように独り言はなるべく英語で言ったり、クラスルームイングリッシュの資料集を読み込んだりするようにしています。【中学校】

単元に関わることを何でもまず調べてみる。面白そうなところがあれば足を運んでみる。誰かに話を聞いてみる。授業に使えるかどうかよりも、そのおもしろさを自分が一番実感しておくことが大事だと思っています。【小学校】

NHKの19時のニュースは必ず録画して1.5倍速で見るようにしています。【小学校】

文科省のサイトを見て最新情報を確認する。【小学校】

他者からフィードバックをもらう

毎日帰宅前に1日の振り返りを記録しています。それを知り合いに送り、フィードバックをもらっています。【中学校】

毎回の授業時に生徒にコメント・質問シートを書いてもらい、それに返答をしています。記入されるのは授業への要望や感想、内容についての質問だけでなく、ユニークなコメントや耳の痛くなるような指摘もありましたが、どれも今の自分の血肉となっています。「毎回」実施する中では、移動中の飛行機の中でコメントを書いたこともありましたが、教育実習生の頃から一度も欠かしたことがありません。【高等学校】

大学の先生に積極的に実践を公開し、評価・改善し、カリキュラム開発や自己研鑽につながるようにしています。【小学校】

その他

学校の研修誌が年に2回発行されるので、そこに寄稿することを続けています。【小学校】

多様な生き方、人権課題について、知ろうとすること。学校という狭い世界で、多様なこどもたちを狭い価値観で苦しめないように。【小学校】

子どもたちとの関わり。家庭訪問を続け、子どもたちの生活背景を理解し続けること。【中学校】

教育に関することはもちろんですが、現場とは関係のないことでの自己研鑽もしています。例えば投資。株式投資、投資信託、不動産投資など、副職はできませんが、教職を退いたとしても生きていけるように、文字通り、生きる力を養っているつもりです。【小学校】

まとめ

自己研鑽として最も多く上がっていたのが「学校外の人との繋がりを持つこと」。その方法としては、勉強会やセミナーへの参加や素敵だと思う人に直接会いに行くなどの回答が集まりました。その他、雑誌への寄稿をしたり、自身の授業を公開してフィードバックをもらうなど、意識的にアウトプットをすることで自身のスキルを磨いている方もおられました。

スキルをアップデートし続ける理由としては「さまざまな立場の方の意見は自分の視野を広げてくれる」「エネルギーをもらえる」などの回答もあり、教職員としてよりよく働いていくことにも繋がっていることが伺えました。



▼ 自由記述の回答一覧は、以下よりダウンロードしてご覧ください。 ▼

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メガホン編集部

NPO法人School Voice Project のメンバーが、プロやアマチュアのライターの方の力を借りながら、学校をもっとよくするためのさまざまな情報をお届けしていきます。 目指しているのは、「教職員が共感でき、元気になれるメディア」「学校の外の人が学校を応援したくなるメディア」です。

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