#教員不足をなくそう!~今できること、すべきこととは?~ 現状を共有し、解決の道を探る 公開オンラインシンポジウム|アーカイブ動画
昨年度、文科省によって行われた全国調査では、2,558人もの教員不足が明らかになりました。
先日のNHKの調査によれば、今年度は2800人不足(国の去年の調査結果から735人、率にして36%増加)しており、昨年度よりもさらに悪化していることが指摘されています。
学校現場は、本来いるはずの教員の欠員や、教員不足から来る種々な問題により追い詰められています。
担任や教科担当の不在など、子どもたちにも具体的な影響が出ています。
私たちは今「#教員不足をなくそう」という声掛けに集まった現職の教職員や保護者の声を基に、政治や社会へ向けて、緊急提言を行っています。今何が起こっているのか、そして今できること、すべきことは何なのか。今回のオンラインシンポジウムでは、専門家と教育長によるシンポジウムを通して、様々な要因や影響が絡み合ったこの問題について紐解き、解決への道筋を探っていきました。
子どもたちのより良い教育環境を実現するために、ぜひ多くの方にこの問題について知っていただければと思います。
登壇者
▼細田眞由美さん|さいたま市教育長
埼玉県及びさいたま市教育委員会、高等学校長などの勤務を経て、2017年より現職。
国立大学法人兵庫教育大学経営協議会委員、独立行政法人大学入試センター大学入学共通テスト企画委員会委員、文部科学省 中央教育審議会臨時委員、経済産業省 産業構造審議会臨時委員、国立教育政策研究所評議員会評議員などを歴任。
▼水川和彦さん|岐阜市教育長
岐阜県内にて小中学校教諭、教育委員会、教育事務所でも勤務。義務教育学校・白川郷学園の初代校長、岐阜聖徳学園大学教授を経て、2021年より現職。
▼末冨芳( #教員不足をなくそう緊急アクション 発起人)|日本大学文理学部教授
内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員、文部科学省中央教育審議会委員、経済産業省産業構造審議会教育イノベーション小委員会委員等を歴任。専門は教育行政学、教育財政学。主著に『子育て罰 「親子に冷たい日本」を変えるには』(光文社新書・桜井啓太氏との共著)、『教育費の政治経済学』(勁草書房)など。
▼妹尾昌俊( #教員不足をなくそう緊急アクション 発起人)|学校業務改善アドバイザー
中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁において、部活動のあり方に関するガイドラインをつくる有識者会議の委員も務めた。
『先生を、死なせない。教師の過労死を繰り返さないために、今、できること』、『教師崩壊』、『変わる学校、変わらない学校』など著書多数。
【主催】
教員不足をなくそう!緊急アクション
https://action.hp.peraichi.com/kyoinbusoku
私たち #教員不足をなくそう緊急アクションは、現職・元職の教職員らで立ち上げた「School Voice Project」と、学校現場に関わってきた学校業務改善アドバイザーの妹尾昌俊、教育政策を専門とする研究者である末冨芳が協力して立ち上げた、子どもたちのために教員不足を一刻も早く改善するための活動です。