【フキダシアンケートーーク】どうなの? 持ちコマ数問題 ~ 教員の視点・こどもの視点 ~
School Voice Projectが昨年実施した教員の持ちコマ数についてのアンケートでは、持ち時間数が週26コマ以上という回答が24%(小学校)、週21コマ以上まで広げると74%に上りました。
これだけの授業時間数を持ちながら、授業準備や各種会議、児童生徒指導や家庭との連携など、様々な業務を担う中で、時間外勤務の削減もなかなか進んでいない状況があります。
また、「カリキュラムオーバーロード」という言葉が最近話題になっていますが、学習内容の増加がこどもにとっても負担になっているという問題も議論されています。
そして今回は、学校業務改善アドバイザーの妹尾昌俊さんをゲストにお招きし、教員の視点・こどもの視点の両面から、今年度のアンケート結果も踏まえながら教員の持ちコマ数問題について考えました。
ぜひ一緒に、学校の今について学びましょう!
実施時概要
●日時:2024年10月9日(水)20:00-21:30(Youtube、FB、Instagramにてリアルタイム配信)
●対象:どなたも歓迎です
●内容:妹尾さんのお話(60分) / 妹尾さん × SVP理事メンバーとの座談会(30分)
●参加費:無料
●申込:不要
Talker
妹尾 昌俊(せのお まさとし)さん
教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事 / 学校業務改善アドバイザー
徳島県出身。京都大学大学院法学研究科を修了後、野村総合研究所を経て、2016年から独立。文科省での講演のほか全国各地の管理職研修、教員研修、事務職員研修、教育長・教育委員向け研修、教育委員会等のアドバイザーなどを手がけている。現在、単著を中心に10冊の本を出版。執筆活動も精力的に行っている。
学校業務改善アドバイザー(文科省委嘱のほか、埼玉県、横浜市、石川県、高知県、宮崎県等)、中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁において、部活動のあり方に関するガイドラインをつくる有識者会議の委員、文科省・GIGAスクール下での校務の情報化の在り方専門家会議委員も務めた。NPO活動では、中高生と地域人材が地域課題解決に取り組む「市ケ尾ユースプロジェクト」の企画・運営などにも携わってきたYahoo!ニュースオーサー、教育新聞特任論説委員として、教育問題などの解説、提案なども行っている。
座談会に参加したSchool Voice Project理事メンバー
●上條正太郎 公立小学校教諭(新潟)
●能澤英樹 教職員組合執行委員長、元公立小学校教諭(富山)
●西祐樹 元教育委員会職員(福岡)
●小林大介 村議会議員、元公立小学校教諭(神奈川)