〈寄稿〉「学校・先生だけでがんばらないで」 ~学校と外部団体との連携、これからの形
現在は日々多くの不登校生と関わっていますが、教員として約30年間子どもと関わってきた中で、「不登校」といわれる子どもとの出会いは実は後半ほんの数名だけでした。それでも教員になりたての頃より何倍も増えている不登校生を目の当たりにし、ニュースになっている数字の増加を体感する30年だった気がします。
私が教員をやめたのは2021年3月。
今の仕事から不登校の子どもたちのために教員を退職したように思われているのですが実は違っていて、2018年から学び始めたファシリテーションをもっとたくさんの子どもたち、先生たち、地域に届けたいということで個人事業設立でした。育児のための短時間勤務の後補充としての非常勤講師、福岡のフリースクールのオンラインコースの手伝いで退職後1年目がスタートしました。
当初は個人事業の中でフリースクールのような感じで行っていたのですが、思っていたより市内の不登校数が多いこと、市の適応指導教室(支援センター)につながっている人数が少ないこと、市内にフリースクールがないことなど知りました。
埋め込むにはこの URL をコピーして WordPress サイトに貼り付けてください
埋め込むにはこのコードをコピーしてサイトに貼り付けてください